ニキビ、毛穴、乾燥など、肌荒れ・肌トラブルはできるだけ早く治したいし、防ぎたいですよね。
このような肌トラブルにはどんなフェイシャルのメニューが向いているのでしょうか。
そこで、お肌のトラブルに効果のあるフェイシャルエステの施術方法をご紹介します。
毛穴の黒ずみ・角栓には毛穴洗浄がおすすめ
毛穴の黒ずみや開き、角栓はホームケアでは改善までに時間がかかってしまうことがあります。
しかもやり方を間違えてしまうと逆効果になってしまうこともあります。
そこでおすすめなのがエステサロンでの毛穴ケアです。
エステサロンでは主に毛穴吸引と超音波洗浄の2種類があります。
毛穴吸引
毛穴吸引はガラス管を使い毛穴に詰まった汚れや角栓を吸い取る方法です。
スチームをあてて毛穴を開かせ、中に詰まった汚れを吸引します。
毛穴吸引は毛穴の黒ずみが気になる方や小鼻周辺の角栓が気になる方におすすめです。
注意点は吸引した部分が一時的に赤くなる可能性がある点、施術直後は肌が色々なものを吸収しやすい状態になっているため、メイクを控えた方が良い点です。
超音波洗浄
スクライバーと呼ばれるマシンを使い、毛穴に毎秒300万回もの振動をあててその乳化作用で毛穴汚れや皮脂汚れを浮かせて取り除く方法です。
毛穴の汚れ以外にも古い角質や化粧カスなども取り除き、肌のざらつきやくすみが解消されます。
超音波洗浄はターンオーバーの乱れによる肌のざらつきやくすみが気になる方や、化粧ノリが悪いとお悩みの方におすすめです。
注意点はニキビがある部分は避けて施術するか施術をお休みする必要があること、肌荒れの状態が酷い場合には症状の悪化を防ぐために施術を控える必要があることです。
どちらを選べばいい?
毛穴吸引と超音波洗浄は同じ毛穴ケアでもアプローチ方法が異なります。
皮脂が多く、毛穴の汚れが溜まりやすい方は毛穴吸引を、
古い角質や汚れを取り除き、トーンアップや化粧ノリ改善をしたい場合は超音波洗浄がおすすめです。
複数の肌トラブルなら光フェイシャル
光フェイシャルとは
光フェイシャルは特殊な光を肌に当て、コラーゲン生成機能を活発にして美白効果や、シミ、しわ、たるみ、肌トラブルの改善をしようという施術です。
光フェイシャルで使用するマシンには2種類の光の波長と5色の光があり、肌悩みに応じて使い分けます。
光を当てて肌内部の細胞に働きかけ、内側から肌質改善を目指すのが特徴です。
これまでセルフケアではなかなか肌トラブルを改善できなかった方におすすめのケアです。
光フェイシャルの光の種類
光フェイシャルでは4色の色の光を肌に照射し、肌改善を試みます。
光の色によって効果が異なり、エステサロンの光フェイシャルでは4色の光を同時に照射します。
「赤色」
真皮層の線維芽細胞にアプローチし、エラスチンやコラーゲンの生成を促進して肌にハリをもたらします。
「黄色」
酸化ヘモグロビンやメラニン色素に反応してくすみ改善効果が期待できます。
「青色」
活性酸素誘導により皮脂の過剰分泌を抑制し、ニキビ予防、毛穴引き締め効果が期待できます。
「黄緑色」
メラニン色素を薄くする効果があり、美白ケア、色素沈着に作用します。
美肌効果
光フェイシャルでは肌のターンオーバーを促進して新しい皮膚を生み出し肌質を改善する働きがあるため、肌表面に出来ている肌トラブルに対して効果を発揮します。
美肌効果では主に
・シワの改善
・毛穴の開き
・ニキビ跡
に効果があると言われています。
光を照射することでターンオーバーが正常に行われ、肌の凹みが内側から押されてシワや毛穴の開き、ニキビ跡を改善する、というメカニズムで肌を改善していきます。
毛穴は開いたままの状態になっていると重力でたるんでしまい、肌がでこぼこに見えてしまうこともあります。
早期に毛穴を改善することで滑らかできめの整った肌を維持することができます。
美白効果
光フェイシャルで使用される光線はIPL（インテンス・パルス・ライト）というもので、肌へのダメージがないように紫外線を取り除いた光です。
IPLはメラニン色素に反応するため、しみやくすみの改善に効果があります。
美白効果としては
・しみ
・くすみ
・色素沈着
に効果的とされています。
光フェイシャルの光に反応したメラニン色素は数日間かけて肌表面まで浮き上がってきますので、施術後はシミが濃くなったように感じることもありますが、一時的なものです。
美白効果は1回の施術では高い効果はなかなか得られませんが、肌のターンオーバーのタイミングに合わせて通うと少しずつメラニン色素の排出を促し、しみやすくみが改善されていきます。
リフトアップ効果
光フェイシャルの光エネルギーにより、真皮にある線維芽細胞が活性化され肌のたるみを改善します。
リフトアップ効果により
・たるみ
・ハリ
・小顔
が期待できます。
光フェイシャルではコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生成する働きがあります。
「コラーゲン」
真皮の構造を作る主要なたんぱく質で、真皮の70%を占め、皮膚の強度を保っています。
「エラスチン」
うるおいのある肌にするたんぱく質で、真皮の2～3%を占めており皮膚の弾力性を保ちます。
「ヒアルロン酸」
皮膚の水分を保つために必要な保水力のあるタンパク質です。
ひどい肌荒れの場合は事前にサロンに相談を
フェイシャルエステは肌荒れに効果がありますが、かぶれが起こっている場合やニキビがひどい状態の場合はエステの施術は避け、医療機関を受診するようにしましょう。
エステをしても良い肌の状態か判断しにくかったら、事前にエステサロンに相談するか、医療機関で相談するようにしてください。
肌荒れ改善と肌荒れ防止のためにはフェイシャルエステがおすすめ
肌荒れ改善や肌荒れを防止する肌作りのためには継続的にフェイシャルエステを受けるのがおすすめです。
フェイシャルエステは肌悩みを整えるだけでなく、肌を健康な状態に整え、美しく整えます。
また、フェイシャルエステは痛みがほとんどなく、ダウンタイムも少ない施術ができるため、安心して肌ケアをすることができます。
まだダイエット目的でしかエステサロンを利用したことが無かった方、肌荒れや肌のお悩みが気になる方は一度フェイシャルエステでケアしてみてはいかがでしょうか。